ほんのり甘い米麴の甘酒は、手軽に健康と美容効果を得ることができる飲み物です。
40歳を過ぎたころから、少しずつ変わってくる女性の体。
体は疲れやすくなり、肌のターンオーバーは長くなり何もしないでいると肌にハリがなくなってきます。
米麴の甘酒は、甘くてとても飲みやすいので毎日続けるのは簡単です。
実際に私は7年米麴甘酒を飲み続けて体の変化を感じているので、この記事をぜひ、じっくり読み込んでください!
甘酒の効果とは?
疲労回復に効果絶大
米麴の甘酒には、必須アミノ酸が含まれているので疲労回復には効果が高いと言われています。
なぜなら、甘酒に含まれるデンプンはブドウ糖に分解されるため、体に取り入れやすくエネルギー補給にもなるから。
米麴の甘酒には糖質が含まれているので、砂糖を少し入れたようなような甘さがあります。
糖質はすばやく体に吸収されるので家事や仕事で疲れた時にはおススメ。
私は食が細いので朝食にプラスするとご飯が少ししか食べることができません。
なので、朝の家事が終わった後に飲んでいます。
のどが渇くからちょうどいいんです!
運動した後だけでなく、勉強など脳をたくさん使ったあとにも有効なので、お子様が飲むのもいいですね。(米麴の甘酒にはアルコールは含まれていません)
ダイエット効果も?
ダイエットにも効果的な飲み物である米麴の甘酒には善玉菌やオリゴ糖が多く含まれています。
オリゴ糖は善玉菌のエサになるので、毎日とることで悪玉菌を減らすことができ、腸内環境がよくなってお通じが改善されます。
米麴の甘酒を朝ごはんにプラスしたり間食にすると、無理なくダイエット効果を感じることができるでしょう。
自然な甘みで、ダイエットをしていることを忘れてしまう感覚を覚えるかもしれませんね。
美容効果にすごいパワー
米麴の甘酒には肌にいい成分が複数含まれているので、美容効果は期待できます。
甘酒に含まれる水溶性のビタミンB群には、皮膚や爪、髪の毛の美しさを保つ「ビオチン」が入っているので、ニキビや肌荒れ白髪や薄毛などにも効果が期待できるでしょう。
また、麹に含まれる「Nーアセチルグルコサミン」には、肌をみずみずしく保つ力を高める成分が入っているので肌トラブルは少なくなります。
飲むだけで美しさを手に入れることができるのはうれしいですね。
甘酒を飲むタイミング
朝食にとり入れる
米麴の甘酒にはブドウ糖が入っているので、朝食にプラスすることで脳に刺激を与えます。
朝の目覚めをよくしたり、午前中に大事な会議が入っているときや試験があるときなどに飲むと効果的です。
また、午後に力を入れたいときなどは昼食にプラスするといいでしょう。
米麴の甘酒に含まれる糖分が血糖値や代謝を上げるため、朝にとり入れるとダイエットにプラスに働きます。
効果的な飲み方とは
米麴の甘酒を1日に飲む量は200ml(コップ1杯)くらい。1度に飲んでもいいし数回に分けて飲むのもいい。
ただし、糖分が含まれているので飲みすぎには注意しないと太るもとになってしまいます。
米麴の甘酒は手作りすることもできます。手作りの甘酒には酵素が含まれているので飲む温度は55度から60度くらいがいいでしょう。それ以上高くなると酵素が壊れてしまいます。
市販に売られている甘酒は加熱処理をされているので酵素は含まれていません。飲む温度は自分好みでいいでしょう。(市販で売られている「生甘酒」は加熱処理をしていないので酵素が含まれています)
私が今飲んでいるのはこちらの甘酒。
初めに飲む1杯分以外は冷凍しているの。
夏は水で溶かして、冬はお湯を入れて飲んでいるわ。
ほんのりした甘さが美味しいのよ!
「米麴の甘酒だけでは飲みにくい」という人は、フルーツと一緒にフードプロセッサーやミキサーなどでブレンドすると飲みやすくなりビタミンもとることができます。
フードプロセッサーやミキサーがない人は、米麴の甘酒とフルーツを一緒にとるといいでしょう。
また、きな粉やハチミツ、ヨーグルトなどを入れると違う味を楽しむことができ、飽きることがありません。
夜の時間帯を活用する
夜、布団に入ってもなかなか眠れないという人は、米麴の甘酒を寝る前に飲むといいでしょう。
米麴の甘酒に含まれるGABAなどの物質が気持ちを落ち着けて眠りを誘います。
ただし、米麴の甘酒には糖が含まれているのでダイエット中の人は寝る前は避けたほうがいいですね。
帰宅が遅くなったときや、夕ご飯を作るのがめんどくさいときなどは、米麴の甘酒に置き換えるといいでしょう。
甘酒の自然な甘みで満足感を得ることができます。
また、寒い冬などは寝る前に飲むと体が温まり寝つきがよくなります。
甘酒と美肌
美肌効果の秘密
米麹の甘酒には「美肌のビタミン」と呼ばれる「ビタミンB群」が多く含まれています。
ビタミンB群は肌の老廃物を体から出してくれるので、シミやくすみ、肌荒れなどの肌トラブルを少なくし肌を美しく健康にたもつ効果があります。
私は米麴の甘酒を7年飲み続けているけど
特に顔はツルツルしているわ。
50代半ばの私にとってはとっても嬉しいことよ!
また、甘酒に含まれるコウジ菌には、肌を白くする美白成分が入っているのでアンチエイジング効果が期待できるでしょう。
環境と美容の関係
米麹の甘酒には、善玉菌のエサになる食物繊維が多く含まれているため便秘解消につながり、美肌効果を得られやすくなります。
便秘や下痢など腸内環境が悪いと生活習慣病になるリスクが高くなります。
すると、美容にも悪影響を及ぼすので米麹の甘酒を飲むことはとても大切なことと言えるでしょう。
栄養素が肌をサポート
米麹の甘酒には下記のような複数の栄養素が含まれています。
- ブドウ糖…私たちの体になくてはならないエネルギー源。消化されることなく小腸に吸収されるのですぐにエネルギーになります。記憶力を上げたり、夜の良質な睡眠につながります。
- ビタミンB群…エネルギーの代謝を上げ、疲れをとることができる。ビタミンB群は水溶性です。体から排出してしまうので毎日とることが必要になります。
- オリゴ糖・食物繊維…体の中では消化されず、腸に直接とどく。善玉菌のエサになるので有害物質を体から排出してくれます。
- アミノ酸…肌を美しくたもつのに必要なコラーゲンは、アミノ酸から作られています。ホルモンや酵素、タンパク質などもアミノ酸で作られています。
どの栄養素も体によさそうですね。
甘酒の種類と違い
酒粕甘酒との違い
酒粕甘酒は、米麹に酵母と乳酸菌を合わせて発酵させて作ります。
日本酒を作る途中にできたしぼりかすのようなもの。
1枚の薄い板のようになって売られていたり、その板状がバラバラになって売られていたりします。
米麹の甘酒と酒粕甘酒との1番の大きな違いは、酒粕甘酒には甘みがまったくないということ。
砂糖やハチミツなどを多く入れないと、とても飲みづらいです。
過去に一度だけ酒粕を購入して甘酒を作ったことがあるけど
砂糖をたくさん入れないと飲むことができなかったわ。
また、酒粕甘酒には微量なアルコールが入っているので、お子様や妊娠中の方は飲まないほうがいいですね。
栄養価の違いを知ろう
酒粕甘酒に含まれている栄養素には次のようなものがあります。
タンパク質、食物繊維、アミノ酸、ビタミンB 群、ミネラル、βグルカン
βグルカンは、体の中で壊れることなく免疫を整えてくれるため体にプラスの働きをもたらします。
また、食物繊維の中の一つで、キノコ系に多く含まれており、コレステロールを下げる作用もあります。
甘酒の影響と関係性
身体に及ぼす影響
男性に比べて女性は便秘気味な人が多いのではないでしょうか。
米麴の甘酒には便通にいい食物繊維が多く含まれているので、毎日飲むことで腸内環境がよくなり、肌や髪の毛にうるおいやツヤなどをもたらしてくれます。
米麴の甘酒は1日に200ml(コップ1杯)が適量。
糖が含まれているので、体にいいからと適量以上は飲まないように気をつけましょう。
免疫力向上に期待
40歳を過ぎてくると疲れがなかなか取れないなど、これまでとは違った体の症状が出てくることが多いのではないでしょうか。
米麴の甘酒を飲むことで疲れなどの回復が早くなり、アクティブに動けることに期待がもてます。
甘酒を飲む前は体力がなくて…
でも飲み始めてしばらくたって気が付いた!
以前よりも動けてるって。
温めて飲むことで免疫力を高め、風邪などを引きにくくします。
その際には、しょうがを入れて飲むとより効果が高くなるでしょう。
女性に嬉しい効果
毎日の忙しい朝に、なかなか寝付けない夜に米麴の甘酒を飲むことで日々のQOL(生活の質)が上がります。
米麴の甘酒を飲み腸内環境がよくなることで、美肌やアンチエイジング効果、精神の安定など体のすべてにプラスに働きます。
腸には60〜70%の免疫細胞があり、第2の脳ともいわれているので、腸内環境をよくすると女性にとってうれしい効果を多く得られるでしょう。
まとめ
年齢を重ねてくると今まで出きていたことができなくなったり、肌にうるおいがなくなったりと心身ともに変化していきます。
米麴の甘酒を毎日飲むだけで改善されるならとても簡単なことではないでしょうか。
私は今50代半ばですが7年飲み続けています。
米麴の甘酒を飲み始める前はすぐ疲れて体力が続かなかったのですが、毎日飲むことにより体力がつき、肌にもいい効果がでていると感じています。
夏は夏バテをしないように、冬は体を温めるために飲んでいますが、時々、料理にも砂糖の代わりとして入れています。
米麹の甘酒を毎日飲むだけで得られる健康、簡単なのであなたもはじめてみませんか?
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