結婚をすれば必ずといっていいほど悩むことになるのが嫁姑問題。
離れていれば良好な関係を築けたとしても、同居となると変わってしまうのが嫁と姑。
約10年、同居を経験した私が感じた一つ屋根の下に暮らすという苦労。
それまでの関係とはまったく変わってしまった姑との関係。
嫁と姑が同居するということは、どういうことなのか?どうしたら仲良く生活できるのか?
私の経験を交えながら、嫁と姑の同居について書いていきます。
こらから同居を考えている人、今現在、同居していて苦労している人の参考にしてみませんか。
嫁姑問題と向き合う
同居ストレスの原因とは
嫁と姑が同居するということは、同じ屋根の下に主婦が2人いる、ということなので必然的にストレスが増えることになります。
嫁と姑はこれまでしてきた家事など、自分流のやり方があるのでそれを乱されるとストレスの原因になるのです。
洗濯物の干し方やたたみ方が違うので、ストレスを感じたわ。
夫の親ですが妻にとっては赤の他人。
顔を合わせる機会も増えるので、それだけでも対決する機会が増えます。
姑にとって息子はかわいいもの。
嫁に取られたと感じることもあるかも。
嫁と姑は年が離れているので、子育てや家事などの考え方の違いがストレスになっているとも言えます。
嫁姑関係の問題解消法
嫁姑の関係を良好にするには、夫や姑とよく話し合うことが必要です。
お互いの考えをよく知ることが良い関係を築くことになり、また、お互いを干渉しないというのも大切なこと。
顔を合わせない、というのが一番いいのですが、同居しているとそんなことはできません。
適度な距離をとる、相手のことに深入りしない、いやみや愚痴は考え方を変え、軽くうけながして深く考えないようにするなどの対策をとるといいでしょう。
同居から別居へのステップ
同居がもう耐えられない、体に変調が出ているようなときには、夫とよく話して別居するということも一つの方法。
体に変調がでるということは相当なストレスがかかっているということ。
同居してから1年くらいたった時、初めてめまいを経験したわ。
ストレスによるものだと医者から言われたの。
同じ屋根の下、顔を合わせなくても同居しているという現実だけで気を使いストレスを引き起こすことになります。
自分のために、子供がいれば子供のためにも別居をするというのは大切な考え方の一つです。
ストレスを解消するコツ
コミュニケーションの重要性
嫁と姑が同居するときコミュニケーションというのはとても重要なものになります。
あいさつ、ほめる、認める、提案する、共通の話題を持つなどの日々の小さな積み重ねが大切。
また、自分の意見とは違うことが起こっても感情的にはならずに考えを伝えなければいけません。
なぜなら、感情的になってしまうとうまくいくものもいかなくなるからです。
姑の誕生日には、姑の好きなものを夕食に出していたわね。
そして、母の日には必ずプレゼントをしていたわ。
もちろん、私の母にもね!
日頃の感謝を「ありがとう」、と伝えたり、誕生日や母の日などにプレゼントを渡してコミュニケーションをとるといいでしょう。
距離を置くメリット
嫁と姑、少し離れて見るといい効果がでることもあります。
時には実家へ帰って姑と距離を置いてみると落ち着いて考えることができ、今までとは違った考えや思いを見つけることができます。
また、なるべく家の中で顔を合わせることがないように工夫するのも一つの手です。
少しでも距離を置くと、嫁と姑お互いにメリットがでてきます。
ストレスをためないコツと言葉の選び方
同居でストレスがたまると、感情的になり考えてもいないことが口から出てしまう場合があります。
日ごろから、思ったことはよく話し合うということが大切。
姑の言動にイラッとしても、一呼吸おくと気持ちが落ちつきます。
ズケズケ言わず冷静に話をするということを心がけましょう。
「一呼吸おいて冷静に」というのがポイントね!
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同居を成功させるためのポイント
主体的に考える姑と嫁の関係性
同居しても別居しても、嫁と姑の関係は対立しやすいものです。
特に姑は人生経験が長いので、自分のやり方や考え方をしっかりともっています。
それを指摘されたら、いい気持ちはしないでしょう。
嫁も自分なりのやり方があるので、それを変えたくはない、そう思う人が多いのではないでしょうか。
お互いに自分ができることをじっくりと話しあい、助け合うことが同居には必要。
私は同居する前に食事の分担をどうするのか「軽く」話し合ったの。
でも、姑はまったく守らなかった。
「よく話し合う」ということはとっても大切ね。
自分の意見だけでは同居は難しくなります。
家事の分担について
料理や掃除などの家事は、よく話し合って分担することが同居を成功させることになります。
嫁と姑がそれぞれ得意な分野を分担するのもいい方法です。
朝食は姑、掃除は嫁、何曜日は姑、などと分けるといいでしょう。
家事経験の長い姑から、料理や掃除の仕方を教えてもらうのも一つの方法です。
家族の一体感と共通目標の設定
一つ屋根の下に住んでいるのに、嫁と姑がうまくいってないと家族はバラバラになってしまいます。
そうならないために、共通の目標などをもつといいでしょう。
日々ストレスをためこんでいては、いざという時に悪い方向へ行ってしまうことも。
自分や子供が具合の悪いときなどは、日ごろから家族が助け合っていれば安心です。
家族で話し合い、一体感を感じるような目標をみつけることをオススメします。
嫁姑同居のメリットとデメリット
嫁姑同居がもたらす家族の利点
嫁と姑が同居すると経済的な問題は軽減される確率が多いです。
同居を始める前に月々の出費などは話し合うことが多いため、経済的な負担は少なくなります。
また、家事を分担したり子供の面倒を見てもらったり、病気になった時にはお互いに心強い。
同居するメリットは十分にあるので、悪いことばかりではないようです。
同居が抱えるリスクや問題点
年齢や生活リズムが違う嫁と姑の同居は、様々なデメリットがあります。
年をとると夜は早く眠たくなり、朝は早い時間に目が覚める。
しかし、若い世代は夜は遅く、週末は遅くまで寝ていたい、というのが一般的ではないでしょうか。
一つ屋根の下で生活していると、何かと「音」に対して敏感になります。
階段の音や、扉の開け閉めなどの音がとても気になったわ。
自分は休みだからゆっくりしたいと思っていても、何かと声をかけられたり、音が気になったりと
プライバシーがないように感じてしまいます。
別居と違い同居は多くのリスクを抱えてしまうことになるようです。
他の選択肢との比較から考える
嫁と姑が一つ屋根の下で暮らすということは、メリットもありますがデメリットも多々あります。
行動や考え方でデメリットをメリットに変えることはできますが、努力が必要。
嫁と姑、お互いにいい関係を築くためには別居、または、スープの冷めない距離がいいのかもしれません。
同居と別居を比較すれば、別居のほうが精神的にいいのかもしれませんが、同居によるメリットもあるのでよく話しあうことが必要です。
嫁姑同居の影響を考える
子供への影響
嫁と姑の関係がうまくいかず、間に子供を巻き込んでしまうと、子供の心に深い傷を負わせてしまう場合があります。
子供は家の中で何が起きているのかちゃんと理解しています。
親と祖母がいがみ合っているのをみるのは、子供でも気分がよくないもの。
子供をケンカに巻き込まない、という心構えが大切です。
なるべく子供の前でのいがみ合いはさけましょう。
夫婦関係や将来の結婚生活への影響
夫に姑の悪口を言うのはよくありません。
もし、自分の親を悪く言われたら、と考えるとわかると思います。
私は夫に父を悪く言われたことがあったの。
その時、とっても嫌な気持ちになったわ。
だから、姑のことを主人に文句言いたかったけど、グっとこらえたわ。
何回もね。
夫自身、姑の悪いところは理解している可能性もあるので、それをあえて妻から言われるのはとてもつらいものです。
これから先も長く結婚生活を送っていきたいのであれば、夫に姑の悪口は言わないことが大切です。
まとめ
嫁姑問題は、いつの時代でも永遠のテーマではないでしょうか。
お互いの価値観の違いや、歳の差、生きてきた時代は違うのが当たり前。
怒って悪口を言ったりする前に、家族でよく話し合うことが大切です。
どうしても難しい場合は、別居や離婚を考えることも必要になるかもしれません。
同居で悩んでいる方は、一度じっくりと自分と先のことを考え、夫とよく話し合うことが大切です。
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